Reference - Detail
| RRC ID | 56643 |
|---|---|
| Author | 児玉 有紀 |
| Title | ミドリゾウリムシとクロレラを用いた二次共生の成立および維持機構の解明の研究 |
| Journal | 原生生物 |
| Abstract |
ミトコンドリアや葉緑体を生み出した細胞内共生は現在でも多くの生物同士で見られ，新たな機能と構造の獲得による真核細胞の進化や多様化の原動力となっている．しかし，その成立機構や維持機構はほとんど明らかにされていない．著者らは，細胞内共生研究の新たなモデル生物として注目されている，繊毛虫のミドリゾウリムシとその細胞内に共生する緑藻クロレラを用いて，ミドリゾウリムシの食胞内に取り込まれたクロレラを経時的に追跡にする最適条件を確立し，クロレラの感染過程の全容を明らかにした．さらに，共生藻の有無で変化する遺伝子発現の変化を調べた．最近は，マヨレラを用いた実験も行っている． |
| Volume | 2 (1) |
| Pages | 15-24 |
| Published | 2019-5-15 |
| DOI | ISSN 2434-0138 |
| Resource | |
| Paramecium | Yad1g1N (PB031010B) |